釣り竿の心臓部 耐久性と操作性の鍵
ふりがな:ぶらんくす
釣り竿の本体となる中核部分で、いわば「竿そのもの」を構成する素材部分を指します。ガイドやリールシート、グリップなどを取り付ける前の状態を「ブランクス」と呼び、釣り竿の性能・重量バランス・操作性を大きく左右します。
ブランクスは、主にカーボンファイバー(炭素繊維)やグラスファイバーなどの素材で作られており、その組み合わせや積層の仕方によって強度・しなやかさ・感度が変化します。
たとえば、カーボン含有率の高いブランクスは軽量で高感度ですが、やや折れやすく扱いに注意が必要です。一方でグラス含有率の高いものは粘り強く耐久性に優れるため、大物狙いやハードな使用にも適しています。
また、ブランクスの設計には「テーパー(竿の曲がり方)」という概念があり、先調子・胴調子・元調子などのバリエーションによって、キャスト距離やファイト時のパワー伝達にも大きな違いが生まれます。
ブランクスは単なる「竿の棒」ではなく、
・感度(アタリの伝わりやすさ)
・パワー(魚を浮かせる力)
・操作性(ルアーや仕掛けの動かしやすさ)
・バランス(長時間の釣行での疲労軽減)
といったあらゆる要素の基盤となる重要なパーツです。
釣竿を選ぶ際は、デザインやブランドだけでなく、「ブランクスの素材・テーパー・カーボン含有率」などの仕様を確認することで、釣りのスタイルに合った一本を見極めることができます。